ネイチャー生活倶楽部

えぇ~っ!気候変動はもう止められない!?私たちの“髪や肌の悩み”ももっとひどくなっていく!?

国連は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来した」と発表。危機を警鐘しています。

気候変動による髪や肌への影響は、世界中で問題になっています。
今の環境に必要な“髪の手当て法”を、ぜひ実践してください。

国際毛髪皮膚科学研究所 本山先生に伺いました

気温が上がり汗がとまらない、またカユミやアレルギーも大量発生しています。

とにかく頭皮を傷めないこと!
どんなシャンプーで洗うか、「洗うモノも大事」です。

国際毛髪皮膚科学協会 本山 典子 先生

以前は私は「毎日シャンプーした方が良い」と言っていました。でもカユミやアレルギーが増えている今は「毎日シャンプーしなくても良い」とお話しています。こんな環境で大事なのは“シャンプー選び”です。洗うモノは刺激を与えやすいので、刺激を与えにくいシャンプーを選ぶことが、髪の悩みにとって重要です。ネイチャー生活俱楽部さんには、洗うことをよく考えられた「頭髪シャンプー」があるから心強いですね。あとは洗い方のポイントを押さえてください。

動画でもご覧ください!

暑さや激しくなる寒暖差のストレスは、抜け毛を増やします。
抜け毛、薄毛は早めのケアが大事です。

浜松医科大学 伊藤先生に伺いました

秋に抜け毛が増えるのは、夏の暑さで身体がバテたり、汗をかいて頭皮の環境が悪くなるからと言われています。温暖化が進むほど、さらに影響してきます。

浜松医科大学 伊藤 泰介 先生

頭皮は常に髪が生え変わっているため、健康な人でも髪は抜けます。1日60~80本程度であれば心配する必要がありません。しかし、自然な抜け毛以外にさまざまな原因によって抜け毛が増えることもあります。また男性と女性では、抜け毛の原因がことなることも。

男性はAGA(男性型脱毛)がほとんどですが、女性は原因が色々…

原因① 一番の原因は“女性ホルモンの減少”です。

女性で更年期以降、抜け毛や薄毛に悩む方が増えるのは、女性ホルモンが減り、髪が成長しないまま休止期に入り、抜けてしまうためです。この休止期の髪が増えると薄くなってしまいます。

原因② “亜鉛や鉄分、タンパク質不足”も髪の成長を阻害します。

牡蛎・牛肉・ナッツ類などは亜鉛が豊富

髪の成長に必要な栄養素は亜鉛や鉄分、そして良質なタンパク質(魚・肉・大豆製品・卵)です。これらの栄養素が不足すると年齢に関係なく脱毛が起きやすくなるので、バランスの良い食生活を心がけてください。

原因③ “体調不良やストレス”が原因になることもあります。

コロナや出産なども急性の休止期脱毛に繋がります。急性の場合体調が良くなれば治まりますが、慢性的な疾患があれば、薄くなることもあります。
髪や爪は体調の影響を受けやすい部分なので、髪を成長させるには心身ともに健康であることが大事ですね。