ネイチャー生活倶楽部

髪の悩み

キシミ・パサつき

 毛染めやパーマをかけるたびに髪がパサパサ、きしんでくる・・・。年齢とともに以前のようなツヤもなくなり、悩みは増すばかり。リンスやトリートメントを使っても、一時しのぎでなかなか良くなりません・・・。どうしてだろう?どうにかしたい!と色々調べ回りました。

きしむ・パサつく仕組み

 キシミ・パサつきは髪の水分や油分が足りない場合が多く、髪の表面(キューティクル)がはがれてデコボコになっています。また、傷んだ髪からは、髪の中のタンパク質や水分が抜け出して、スカスカの状態になることもあります。

 髪の毛はご存じのとおり、死んだ細胞の集まりなので、自力で回復することはできません。そのため何もしなければ髪の毛は傷みっぱなしになり、どんどん水分が失われる悪循環になります。

きしむ・パサつく原因

ヘアカラーやパーマによる髪の傷み

 ヘアカラーやパーマは髪に大きな負担となります。
 まず、ヘアカラーやヘアダイはのり巻き状になっている髪の毛の一番外側、「キューティクル」の部分を膨張させて広げ、隙間をつくります。そして髪の毛の黒色をしているメラニン色素を脱色し、そこに酸化染料という色を付けるためのものをぎゅーっと中に入れ込みます。そして化学反応で希望の色に着色し、最後に開いたキューティクルをくっつけます。

 パーマは、髪の毛の組織を一回切ってくっつける、いってみれば髪の手術のようなものでした!髪の毛は「シスチン結合」という横の繊維同士を結び付ける強いつながりがあります。この強い結合を1剤で切ってしまいます。そして好みに応じた形にして2剤で別の結合同士をくっつけさせます。

 ヘアカラーなどの永久染毛剤やパーマは、薬剤で髪を広げたり組織を切ったりしますので、どうしても髪には負担がかかってしまいます。そもそも髪は死んだ細胞の集まりなので、十分な手当てが必要となります。

髪の毛そのものの乾燥のし過ぎ

 髪そのものが乾燥していることが大きな原因です。髪の毛は基本的に11%~13%の水分を含んでいますが、湿度が35%以下になると、髪の毛は乾燥しやすくなります。また、髪は濡れている間はキューティクルが開いているので、髪の毛を自然乾燥させてしまうと、乾くまでの開いたキューティクルから水分が流れ出てしまい、乾燥してしまいます。また逆にドライヤーを必要以上に長い時間かけたり、至近距離からあて続けたりすることでも乾燥します。

ツヤを出す手当て

キシミ・パサつきをなんとかしたい!
専門の方にも教えていただき、自分たち自身でも色々手当てを続けてきました。

 私たち自身「何とかツヤを取り戻したい」と、専門の方にもいろいろ教えていただき、自分たちでも洗い方を変えてみたり、肌と同じように保湿・補油を念入りにしてみました。実際の手当てをご紹介します。

1. キューティクルの傷みをなおしましょう

 髪は死んだ細胞の集まりです。一度傷むと肌と違って、自力では回復できません。さらに毛染めやパーマはもちろんですが、何もしていない髪でも毛先に行くにつれて、キューティクルがだんだんはがれていき、厚かった海苔巻みたいな層が、薄~くなってしまいます。

2. 髪を保湿・補油しましょう

 健康な髪の毛は基本的に11%~13%の水分を含んでいます。この水分が減ると髪はもろくなり、キューティクルが剥がれるもととなる、ということが分かってきました。さらにキシミやパサつきは髪にしっかり水分・油分を補うことで落ち着いてきました。

 40代を過ぎると、約50%の人が毛染めをしています。私たち倶楽部員も、年齢にかかわらずほとんどが毛染めやパーマをしています。50代で半分が白髪と言われていますし、毛染めやパーマは私たちの生活とも切っても切れないものとなりました。そこでやはり自分の髪の状態を見ながら、上手に付き合っていかねばならないと実感しています。
 ご入用の方には、私ども自身が髪に悩み、髪と頭皮のことを一番に考えて創り上げた『頭髪ケア商品』のサンプルをご用意させていただいております。また、詳しい資料などもご準備しておりますので、いつでもお声かけください。