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くせが強く髪がまとまらない、湿気を吸って広がるから梅雨は特に憂鬱・・・
私たちもくせ毛に悩んできました。
身近な人はきれいなストレートヘアーなのに、自分はなぜこんなにくせ毛なんだろう・・・。こんな悩みを持ち続けて、私たちも過ごしてきました。縮毛矯正やストレートパーマを試してみましたが、すぐに元通り・・・。なんとかする方法はないのかと追究してきました。
くせ毛には2種類あります。毛包の形により毛根の形によるものと、髪の毛の内部の構造によるものです。
まず、毛根の形によるものですが、自分の毛穴の中がどんなふうになっているのか・・・なんて、自分たちでは見れませんよね。そもそも、50年前くらいまでは、髪の毛そのものが髪の形を決めている、と言われていました。でも、最近ではこのクセ毛に毛根の形が関わっていることが分かってきました。
髪の毛がまっすぐな人ほど、髪の毛を途中から切ってみると真ん丸に近く、毛根を包んでいる「毛包」という部分が入口から底まで一直線なんです。逆にクセが強い人ほど髪の毛の断面が楕円形をしていて、毛根部がカーブしていたり、ねじれて上を向いていることもあります。
また、髪の内部の構造に偏りがあることも初めて知りました!私たちの髪はご存じのとおり海苔巻のような3重構造になっています。その中で真ん中の“ご飯”の部分に当たる「コルテックス」には、「フィブリル(水を吸わない部分)」と、「マトリックス(水を吸う部分)」があります。このフィブリルとマトリックスに偏りがあると、水を吸って膨らむ部分と、水を吸わない部分が出てきてしまい、髪の毛に「クセ」が出ます。
毛根部の形によるくせの場合、遺伝が原因のことが多いようです。実際因果関係はまだはっきりとは分かっていないようですが、一般的に親がくせ毛の場合、その親から生まれてくる子供はくせ毛になりやすいと言われています。それは親からの遺伝からだけではなく、祖父母などさかのぼった遺伝も考えられるようです。両親ともにくせ毛の場合、なんと約80%以上の子供にくせ毛が遺伝して生まれてくるという説もあります。
また、幼い頃はさらさらのストレートヘアーだったとしても、後々くせがでてくる・・・ということもあります。
髪の毛の内部構造によるものは加齢によるものが多いです。(遺伝が原因のこともありますが・・・)私たちの体はどんなに年を重ねても、死ぬまで細胞分裂を繰り返しています。どの細胞も同じ速度で同じ形をつくっていけば、髪や毛根部の形も全く同じになります。でも、人がひとりひとり個性があるように、細胞分裂にも差があって、成長がいいところ・悪いところがあるんです。髪の内部も、「フィブリル」と「マトリックス」の成長速度に差があると、中身にバラつきがでてしまいます。
くせ毛をなんとかしたい!
専門の方にも教えていただき、自分たち自身でも色々手当てを続けてきました。
基本的に、くせ毛は毛根部の形だったり、髪の内部の構造によるものだったりするため、なかなか自分たちで手当てとしてできる、決定的な解決策はありませんでした。でも調べていくうちに、髪の毛をしっかり水分や油分を補ってあげることで、若干でも目立たなくなることも分かってきました。
私たち自身の体と同じように、やっぱり髪の毛もどんどん歳を重ね、老化していきます。そこで自分の髪としっかり相談しながら、上手に付き合っていかねばならないと実感しています。
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