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フワフワ・バチバチ・・・髪の静電気には私も本当に悩まされていました!
髪が細くてコシがない上に、乾燥すると「バチっ」、静電気が起きてフワフワと広がってまとまらない・・・ブラシを代えてみてもダメ。こんなにバチバチした状態だと、髪はきっと傷むはず―でも、専門書にも髪の静電気について書かれているものは見つからず、対策法もわからないまま放置していました。
でも、髪が広がる、静電気が気になる・・・原因は何ですか?とご質問も多くなり、よし!自分たちで調べようと専門機関に走りました。
私たちの身の回りのものは電気を帯びています。もちろん私たち自身の体や髪の毛にも電気があります。電気には「プラス」と「マイナス」があり、通常時は両方が同じ量で存在しています。しかし物と物がこすれてプラスとマイナスの電気のバランスが崩れてしまった場合、静電気が発生します。
髪の毛は基本的にマイナスです。冬場髪をとかすとブラシに髪がくっついてしまうのは、プラスの電気を持っているブラシとマイナスの電気を持っている髪の毛がくっつくからです。
また、髪の毛はそれぞれマイナス同士なので、磁石のS極とS極を近づけた時に反発してそっぽを向くように、髪の毛同士が反発して広がってしまうんです!
そもそも静電気は年中通して身の回りにあります。夏場は湿度が平均して60%を超え、空気の中に水分がいっぱいある状態なので、電気を通しやすい夏場にはあまり静電気が起こらないのです。
でも冬場は湿度が20%~30%に下がって、とても乾燥した状態になりますので、電気が通りにくく、あのいや~な「バチッ」とした静電気の放電がおこってしまいます。
さらに静電気が起きると、髪表面のキューティクルがはがれやすくなってしまいます。健康な髪は約11~13%の水分を含んでいますが、キューティクルがはがれた部分からは、髪内部の水分が流出し、パサつきがひどくなって、さらに髪がまとまらなくなります。
また、ひどい静電気はなんと「抜け毛」を引き起こすことも・・・。静電気が起きると、電気は髪の毛を通じて頭皮の毛根に入り込み、髪を育てる栄養を運んでくる「毛乳頭」まで達して、ついにはショートしてしまいます。すると髪と毛乳頭との間に細かな気泡が発生し、毛球は萎縮してしまいます。少しくらいの気泡であればそのうち消えますが、無理なブラッシングを毎日繰り返すと、髪は毛乳頭から離れてしまい、細胞も固着力をなくして、抜け毛になってしまうんです!
髪そのものが乾燥していることが大きな原因です。髪の毛は基本的に11%~13%の水分を含んでいますが、湿度が35%以下になると、髪の毛は乾燥しやすくなります。また、毛染めやパーマで髪が傷んでいるとことでも乾燥がおきます。さらに髪は濡れている間はキューティクルが開いているので、髪の毛を自然乾燥させてしまうと、乾くまでの開いたキューティクルから水分が流れ出てしまい、乾燥してしまいます。また逆にドライヤーを必要以上に長い時間かけたり、至近距離からあて続けたりすることでも乾燥します。
空気そのものの乾燥・身の回りの物の素材など。
髪の毛はそもそも死んだ細胞の集まりです。そのため自力で回復することができず、傷んだり乾燥したら、ずっと傷みっぱなし、乾燥しっぱなしになってしまいます。そこで、外側から水分・油分を補うことによって乾燥を防ぎ、傷みを修復して髪の中が潤っている状態にすることが必要でした。
常に水分や油分を補うことにより、髪そのものの水分も保たれ、外からの乾燥も防ぐことができます。
・電気をためにくい(帯電しにくい)素材のブラシや服に変える
服の素材なら・・・木綿や麻など
ブラシの素材なら・・・柘植や猪毛など
・家の中やオフィスなど周りの環境を加湿する
肌と同じように髪の毛も乾燥してしまいます。そこで私たちも肌と同じように髪も手当てが必要、自分の髪の状態を見ながら、上手に付き合っていかねばならないと実感しています。
ご入用の方には、私ども自身が髪に悩み、髪と頭皮のことを一番に考えて創り上げた『頭髪ケア商品』のサンプルをご用意させていただいております。また、詳しい資料などもご準備しておりますので、いつでもお声かけください。